実録・80歳の祖父母にiPadを贈った話

  • プライベート
  • 2014.1.28
  • かいたひと:ゆかと

先日思い立ってiPad Airを地元に住んでいる祖父母にプレゼントしてきましたので、その時のことをお話ししようと思います。

なぜ贈ったのか

XPのサポートが切れるため

私が昔使っていたノートパソコンを置いてきてあるのですが、OSがWindows XPです。
公式からのサポートがもうすぐ切れるとのことで、一応IT企業に勤めている人間としてはこのままにしておくのはマズイな~と。

祖父母にとってはパソコンが難しすぎたため

パソコンの使い方、教えました。が、ダブルクリックとローマ字入力がどうしても会得できないみたいでした。
かな入力ですか?キーボード上のどこにどの文字があるかを探すのが大変すぎて断念されてしまいました。

メールでやり取りをしたいため

これは、電話の話し声が隣の部屋に丸聞こえなアパートに住んでいる私の都合です。

インターネット回線契約をしているのに使わないのは勿体ないため

祖父母の家には光回線を引いてもらってありますが、インターネットをザブザブと使う人(私)が上京してしまったので、ほぼ使われずに放置されています。
「解約してしまうと再契約する際に面倒だから」とのことです。

一緒に住んでいてあげることができないため

親孝行ならぬジジババ孝行をしたいと思っているからです。

生活に刺激を与えたいと思ったため

祖父母は2人暮らしで庭の手入れくらいしか通常業務が無いらしいので、ボケ防止になったらいいなぁと根拠のない期待をしてみました。

渡してみました

80歳の祖父母にiPadを贈った話

祖父「おれの時代にはこんな(性能が)良いものはなかった!だから使うのはルール違反だ!」
私「じゃあその薄くて大きいテレビは何だ」
祖父「」
※無事に受け取ってもらえました。
※祖父が80歳であって、この写真に写っている祖母はまだ80歳ではありません。

使ってみてもらいました

諸々をレクチャーしつつ、私が感じたのは以下の通りです。

デジタルネイティブの常識はそもそも通用しない

「使ってない時は電源を切っておくね!(コンセントも抜いておくね)」

メールが届いたことが分からないので切らなくていいです。電池は結構もつので入れっぱなしでお願いします。

「ボタンはしっかりと押さないとね!」

テレビのリモコンの感覚でタップしてくれるので、意図せずホームアイコンが削除&移動の画面になる頻度が高すぎています。

「どこが押せるの?」

アフォーダンスってやつですね。(アフォーダンスという言葉を初めて使ってみました。IT企業のブログっぽいですね☆(棒読み))
新聞や雑誌や広告チラシの概念しかないと、「こういう見た目の部分=押せる」という感覚が無いんですね。
「青色で下線が引いてある文字は押せる」「円に横向き三角マークがビデオの再生」「ページの下のほうに数字が並んでいるのは本のページ数のような意味」ということを教えました。

顔文字が通じない

ゴテゴテの特殊顔文字を使ってメールを送ったら、「なんだこのグチャグチャっとしたのは」と言われました。

牙をむくフラットデザイン

iPad AirなのでiOS7です。
iOS6時代に私のiPadを触ってもらっていたときは「そこの、ぷっくりしたところを押せばいい」と言えば伝わったのですが、iOS7のフラットデザインの“文字!文字!文字!”感がなかなかのツワモノでした。
装飾のために文字色を変えているようにしか見えませんよねーそうですよねー…。

自分ではあまり使わないけれど便利だなと思った機能が結構ある

音声入力

表記にあまりこだわりが無くて入力できれば良いのであれば、入力というハードルをかなり下げられるので良いなぁと思いました。

「日本語かな」配列のキーボード

あいうえお順で並んでいるのがこんなに親切だとは思ってもみませんでした。
てっきりメールの返信は“マイクのマークに話しかける方式”でしているのかと思っていたのですが、「滑舌が悪くてマイクに言っても違う文字になるから、ひらがなを押しているよ」との返答でした。
私が英字配列のキーボードに切り替えたまま東京に戻ってしまったら、本気で困ったらしい苦情が祖母から届きました。
(地球マークを押せばいいよ、と伝えました)

文字の表示サイズを大きくできる

「太字」「文字を2まわりくらい大きく」な設定にしてきました。だってiPadの文字を虫眼鏡を通して読んでいたんですもん…。
私が普段コーディングをしながら「ギャアア」と思っている文字サイズ変更機能も、こういう人向けに必要なのですね。知識として知ってはいましたが、「ああ、こういうことなんだー」と思いました(直接的には少々違いますが、概念として)。


うちの祖父母のような“ユーザ”は、私がポッケで作っているサイトのターゲット層とはちょっと異なりますが、実際に人の行動を観察することは本当に勉強になるなぁーと思いました。
このお正月には「iPadで検索したレシピで数の子を煮た!」と言っていたので、今後にも期待です。

iPad Airはやっぱり軽いなぁ(`^´)と、自分用のiPad(第3世代)も買い替えてしまいたい物欲と戦います。

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