福島県川内中学校『職業人講話』
- 登壇
- 2017.1.27最終更新日:2021.1.4
- かいたひと:しおりママ
先日、福島県双葉郡川内村にある川内中学校で開催される「職業人講話」へ登壇するため、川内中学校へ行ってきました。
職業人講話とは、様々な職業で働く人が講師となり、業界未経験の人に対し仕事の内容などを話す場のことです。
ポッケには色々な資格を持った社員いますが、今回は「中小企業診断士」という国家資格を持っている 「ミサト」が、同じく「中小企業診断士」
川内村はどんなところなの?
↑Google Mapの赤いところが川内村です。
東京駅から東北新幹線で郡山駅にて下車。そこから、さらに車で約1時間半くらいの場所にあります。
東日本大震災の際、東京電力福島第一原子力発電所で事故が起きた影響で川内村全体が放射能汚染地域となったため、全村避難をした地域です。
今は3.11前の7割は帰村していますが、酪農家が1か所になったり震災前にタクシー会社が廃業して村にタクシーがなかったりといった状況が続いています。
そのため、今まで専業で農業や畜産をされていた方々が離農し、他のお仕事をせざる得ない状況なのです。
川内村立 川内中学校
校舎がとても素敵です。20数年前に建てられたものだそうですが、校舎の中も天井が高く開放的な印象でした。
震災前は50名以上の生徒がいたそうですが、現在では17名の生徒がこの校舎で学んでいます。
職業人講話
職業人講話の登壇者は7名。金融関係、コンピューター会社、塾の講師、建設会社、自動車関係と様々な職業の方々が参加される中、ポッケからはアプリ開発会社として「ミサト」と「のじー」の2名参加させていただきました。
生徒17名のうち12名は、この職業人講話の一週間前にアトランタへ短期研修をしており、アトランタで活躍する様々な企業との交流が影響してか、生徒達の意識も高く真剣に話を聞いている姿が印象的でした。
ミサト登壇
まずは「スマートフォンをもっている人」という質問に…
結構手があがっていますね。
その中でもAndroid(アンドロイド)を持っている生徒が多く、iPhone(アイフォーン)を持っている生徒は2名でした。
ポッケのアプリ「頭痛ーる」を紹介するミサト
他、「今必要と思えないような勉強も、社会人になってから役に立つ」という事も伝えていました。
のじー登壇
のじーは、弊社モグレコーズからリリースしている中学生ラッパーのけーごくんの紹介や、 「夢をわすれない。夢を口にして人に知ってもらう事が大切」という自身の経験を話していました。
そして、ポッケの経営理念を紹介させていただきました。
楽しく働いて世の中に笑顔を
● 生き方と働き方を一致させる
● 成功を分かち合える
● 楽しく働くための努力を惜しまない
● 社員ひとりひとりがブランドになる
ワールドカフェ
講話をきいた後には、生徒達とディスカッションをしました。
いろいろなアイディアや考え方が生まれることを期待し、ワールドカフェの形式を採用。
登壇者たちがリーダーとなり、生徒達の話しを引き出し、思ったことを机いっぱいの用紙に書いていきます。
15分ごとに席替えをして色々な人の意見を聞きます。
はじめは緊張していた生徒達も、どんどん意見を出し合い、思ったことや夢を用紙に書いていきました。
生徒の中には、仕事は怒られるから辛そうという意見が出ていたのが印象的でした。
そういった意見に対し、登壇者たちが思っていることを答え、さらに生徒たちに質問を投げかけていく事で、うまく言葉に出来なかった疑問を引き出し、ワールドカフェはとても盛り上がっていました。
ワールドカフェの感想
最後に、各グループの生徒代表が感想を述べてくれました。
Aグループ
グループリーダーコメント
「みんなの好きな事、将来の夢を聞いて自分の将来の夢を決める時、役に立つと思いました。」
Bグループ
グループリーダーコメント
「仕事は辛いことじゃないということがわかりました。」
Cグループ
グループリーダーコメント
「まわりの人の事を考えて仕事をしていると感じました。」
職業人講話を終えて
川内中学校ではそれまでも身近な職業の人の話しを聞く機会はあったそうですが、県外から10近い人を、
このような会で、少しでも何かをつかむキッカケになればよいと思いました。
ポッケとしても、今回のような機会はとても貴重です。普段の事業では得難い体験をさせていただきました。
また行きたい川内村
タイ最大のコーヒーチェーン日本1号店が川内村にあります!
そして、とーってもおいしかった「蕎麦酒房 天山」
古民家を改装した店内はとても素敵でした。
最後に…
郡山の駅前はキラキラしていてとてもキレイでした。
今度は個人的に、ゆっくり遊びに行きたいと思います。