iPadを祖母の生活に溶け込ませたらWin-Winだった話。コツは4つだけ

  • プライベート
  • 2020.5.29最終更新日:2020.10.2
  • かいたひと:ゆかと

お酒が苦手で友達もいないので、何年か前に80歳をこえた祖母と「オンライン晩ごはん」を実施している最近です(※これを書いているのは5月中旬)。そもそも毎朝FaceTimeオーディオでモーニングコールもかかってくるんですけどね。

会社の行事も自粛になってブログのネタが無い!と部の定例会議で話したところ、「それを書けばいいじゃん」と言われたので、祖母が使っているiPadに施してあるカスタマイズ&日々の使い方レクチャーを文章化してみました。

「LINEでできるよ」「Zoomで一発だよ」で実現できる人にとってはそれが正解だと思います。一発ではできなかった人たちの話をしていきますよ~₍₍ (ง ˘ω˘ )ว ⁾⁾

<目次>
  1. 登場人物は2人だけ
  2. 私が心掛けている4つのこと
    1. 【1】iOSのショートカットで「孫に電話をかけるボタン」を設置
    2. 【2】教える側が使い慣れている機器を渡す
    3. 【3】感覚に違いがあることを把握する
    4. 【4】新しいことを受け入れてもらうには置き換えの提案で
  3. できることを少しずつ増やしてみます

登場人物は2人だけ

この記事を書いている「私」と、「私の祖母」の2人です。

・1人目:祖母
私の自宅から約180km離れた場所に1人で住んでいます。
iPadは6年くらい前に私からプレゼントしました。
※祖母へiPadを初めて渡した際のリアクションは以前書いたので読んでください。

実録・80歳の祖父母にiPadを贈った話

↑iOS6とiOS7の話をしている…はるか昔のようだ…

さっそく余談ですが、このiPadは「タブレット」と呼ばれています。
私は「iPadっていう子なんだよ」と言って渡した気がします。NHKの情報番組で耳にする言い回しであると推測しています。

・2人目:私
私です。東京に住んでいるゆとり世代です。
こんなご時世になる前は1ヶ月に1泊以上を目標に祖母の家へ顔を出していました。

私が心掛けている4つのこと

4つもあるんだ……って感じですよね。逆に4つしかないです。

【1】iOSのショートカットで「孫に電話をかけるボタン」を設置

こちらが祖母のiPadのホーム画面の下半分です。

※ここ一応企業ブログなので他アプリ会社さんのアイコンは隠しました(どこかへの配慮)(色で分かりますけど)
※えっGoogleドライブもここに置いてあるのか…おそらく使われていないです…

基本的な考え方として「1機能を1ボタンへ割り当ててホーム画面に並べる」ということをしています。
多機能テレビのリモコンみたいなことになって格好悪いんですけど、使い方が分からなくて放置されるよりよっぽどマシです。(勿体無いので)
そして「ログインページでパスワードを入力」とか「アプリの中でページ遷移」みたいなことも極力遭遇させないようにしておきます。

という意味で、「孫に電話をかけるボタン」を設置しています。
便宜上「電話」というラベルを付けただけで、やっていることはFaceTimeです。
iOS・iPadOS標準アプリの「ショートカット」で、私宛にFaceTimeをかけるアイコンをホーム画面に設置しています。

・「電話」→FaceTimeオーディオ
・「テレビ電話」→映像ありのFaceTime

↓こんな感じで作れます。色と柄も選べます。

FaceTimeでやりとりをするのは写真や手紙のように私から送り付けたものを閲覧してもらう形ではないので、祖母の安否確認もできて気に入っています。

祖母がよく見ているテレビ番組のWebサイトもホーム画面に追加してあります。
ブラウザの検索バー=入力欄 の概念が伝わらなかったためです。サクッと諦めるのも大切。

【2】教える側が使い慣れている機器を渡す

この記事でiPad!iPad!と連呼しているのは、たまたま私が普段からiPhone3台(大・中・小)とXperia1台を持ち歩いている+家にiPadを飾っている人なだけです。ということでAndroid派の人がやってみようと思ったらAndroidのタブレットがオススメです。

何故こんなことを挙げるのかというと、祖母のiPadにトラブルが生じた場合に修正方法を分かりやすく説明してあげる必要があるためです。自分が使い慣れていない機器の操作説明を行うスキルは私には無いです……。

1つ前の項目で使ったスクリーンショットは、祖母が手元のiPadで撮って私に送信してくれました。
たったそれだけなんですけど、私から「右上のボタンと画面下のボタンを同時に押してほしい」「アルバムの一番下にある画像を選択」「私宛にメッセージで送信」という説明を15分しています。でも15分で伝わりきった…!という気持ちです。

孫(私)が文字での説明を1分で諦めた図

何かの拍子にiPadが家のWi-Fiを掴まなくなってしまうことも半年に1回くらいあったり無かったりするんですが、機内モードをオンオフすると直ることが多いです。対応として絶対正しくないですけど。非公式です。個人の感想です。
「歯車マークのボタンを押す→飛行機マークの「機内モード」のスイッチをオレンジ色にする→飛行機マークのスイッチをもう1回押して元の色に戻す」と説明しています。
コントロールセンターに機内モードにするボタンあるんですけどね。「スワイプ」の伝わらない度が高かったので、とにかく「(画面上の)ボタン」を押してもらっています。

※iPadをWi-Fiに接続する設定は購入当時に私が現地で対応したものです。前述の「何かの拍子」が予測不能すぎるのでSIMを挿せるモデルにすれば良かったかも……と思いつつ、映像付きのFaceTimeは1時間で1GB以上通信しているようなので頻繁にやるならヘビーだなぁと。

※左は17時に「ごはんだよ」との着信をiPhone(小)で受けてしまってiPhone(大)でかけ直した様子です

【3】感覚に違いがあることを把握する

うちだけな予感がしますが、どうやら祖母は「アルファベットのもの=スパム」だと思っている節があるので、その時点でLINEじゃなくてiMessageを選ぶことになります。iMessageのアイコン名は「メッセージ」なので。

iPadの操作を説明していると祖母からよく言われるのが「ボタンを押したけど反応しないよ?」です。
これは大抵強く押しすぎています。テレビのリモコンの感じでギューっと押してくれているんです。
こちらとしては「タップ」をしてほしいので、「もうちょっと軽く触ってみて」と伝えると上手くいくことが多いです。

FaceTime中にインカメラ/アウトカメラを切り替えるボタンは画面上の虚空を一度タップすると表示される、という勘も無いので一声かける必要があります。「変なところを触って壊れたら困る」という理由だそうです。それは同感。

あとは「見知らぬ画面になったら、とにかく画面の下のボタン(ホームボタン)を押せばいつものボタンがいっぱい並んでいる画面(ホーム画面)に戻るから大丈夫」と伝えてあります。だいたいどうにかなります。

【4】新しいことを受け入れてもらうには置き換えの提案で

祖母はWAONや交通系ICカードを「小銭を財布の中から探すのが面倒くさいから」という理由で自発的に使っていた人なので、元々受け入れ力があるほうなんだと思います。

【1】の「孫に電話をかけるボタン」の元ネタは、祖母の家の電話機にある「1つ押すだけで私の携帯電話の番号へ発信するボタン」です。

ということで最初は「家の電話で同じことできるよね?」と言われました。そこで「タブレットのボタンから電話をかけると通話料がかからないよ」と返しまして、今があります。

最近は祖母にiPhoneも持ち歩いてもらっています。それも「タブレットより小さくて画面を押しにくい」「ゆかとちゃん(孫=私)の大切な機械を壊したくないから」という理由で一度拒否されたのですが、万歩計のポジションを奪ってみました。
通称万歩計のiPhoneはほぼ受信用です。祖母が庭仕事に熱中していて家の電話が鳴っていることに気付かない→親戚一同でザワザワ…が頻発したので対策としての導入なためです。祖母の兄弟も「家の電話にかけて出なかったら携帯にかけたよ」と電話してくるそうです。

できることを少しずつ増やしてみます

次に目論んでいるのは、NHKプラスを自力で観れるように設定することです。夜遅い時間帯に放送されている連続ドラマを観たいけれど起きていられる自信がない、との話をされたためです。
IDを発行するところまでは私のほうでできたんですが、祖母がアプリのインストール+ログインの壁を乗り越えられず…
設定追加やメンテナンスも遠隔でできたら早いんですけどね。とはいえ定期的に顔を出すことのほうが本当の目的だったりするのです。

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