カフェゆうこ Vol.3「未経験アルバイトから正社員へ」Webデザイナー鈴ちゃん
- 社員インタビュー
- 2014.3.17最終更新日:2021.1.4
- かいたひと:ゆうこ
こんにちは!人事担当のゆうこです。
3月になって少しずつ春が近づいてきましたね。
ポッケはこの3月2日で5歳になりました!
2009年3月2日に創立して丸5年たち、ついに6期目に突入です。
私はポッケができてから半年くらいで入社したのですが、この5年で本当にいろいろなことがありました。この先もいろいろあるんだろうなーと思って、なんだかワクワクしています。
6期目に入って一番最初に嬉しかったニュースは、今までアルバイトで頑張ってくれていた鈴(りん)ちゃんが正社員としてポッケに入社してくれたこと。
鈴ちゃんは今はデザイナーとして活躍してくれていますが、最初にポッケの仲間となった時は派遣社員として管理部門で経理のアシスタントをしてくれていたんです。
なぜ経理からWebデザイナーに??
今回は鈴ちゃんにインタビューしてきましたので、詳しくはこちらのインタビューをご覧くださいませー!
社員インタビュー Vol.3 Webデザイナー鈴ちゃん
-鈴ちゃん、今月から正社員だよね!
はい。でも3月1日が土曜日だったので当日は忘れていて、実は2日の日曜日に「あ!昨日から正社員だ!」って気づきました(笑)
-まだ少ししかたってないけど、何か変化とかある?
3月になって特別な変化はないんですけど、アルバイトから正社員になるにあたって選考を受けて、選考結果を聞いた時に「うわー!やったー!」ってなって、「やっとデザイナーとしてスタートに立てた」って気持ちになったり、「頑張らなきゃ」って思ったり、その時に気持ちの変化というかピークがありました。
今は落ち着いて3月を迎えたって感じです。
-最初は管理部門で一緒に働いていたから、鈴ちゃんが正社員になったのは私もすごく嬉しいの。あの頃は派遣社員で、仕事が終わってから夜はデザインの学校に通って頑張っていたもんね。東京に出てきて間もなかったから、なんだか初々しくて可愛かった!
そうでしたね~。
高校を出てから、地元の北海道で就職して学費を貯めて、それから東京に出てきて学校に通い始めたばかりの頃でした。
あの頃、本当はデザインに関係する仕事をしてみたかったんですけど、まだ勉強を始めたばかりの学生だと難しくて。それで経験のあった事務で、派遣社員としてポッケにお世話になることになったんですよね。
-あの頃、ポッケでデザインの仕事をするって考えたことがあった?
なかったです。
たまたまWeb関係の会社で事務のお仕事をすることになりましたけど、あの頃はまだWebデザインが何かもわかってなかったですし。
学校を出たらデザインで就職したいから、居心地は良いけど期間限定のお仕事なんだって思っていました。実際、学校の卒業に合わせて派遣のお仕事は終了させてもらいましたし。
-そうだよね。一度ポッケを離れたんだよね。でも、縁があったね。
派遣のお仕事を終えてからは就職活動をしてたんですけど、なかなか難しかったんです。
そうこうしていたら、家族の看病で北海道に戻らなきゃいけなくなりました。
その後、落ち着いたので東京に戻ってきたら、ポッケの元上司から連絡があって…
-「ちょっとの間でいいから、また仕事を手伝ってくれない?」ってね。
経理のお仕事でしたけど、またポッケで働けるのは嬉しかったんです。
-それで、また管理部門で仕事をしていたら、数か月後にデザインの部門で人が欲しいって話が出てね。未経験OKでアルバイト採用って聞いて「鈴ちゃんだ!」ってなったんだよ。
ありがとうございます!
-それまでのお仕事もデザインの勉強も、しっかり頑張っていたから声がかかったんだよ。
-話は変わるけど、デザインの仕事に興味を持ったきっかけって何だったのかな?
小さいころから絵を描いたり、何かを作ることが好きだったんですけど、なんとなくイラストレーターのような仕事は違うなって思っていたんです。
はっきりとデザインの仕事を目指すようになったのは、北海道で事務の仕事をしていた時に高校時代の恩師の紹介で音楽イベントのスタッフとしてフライヤーの制作に関わった時でした。
-その時はどんなことをしたの?
私はイラストを描いたんです。
それで、イラストをフライヤーのデザイン担当の人に渡して、その人がイラストを使ったりしてフライヤーのデザインをするわけなんですけど、「あれ?そっちの方が楽しそう!」って思ってしまって。
「私がやりたいのはイラストじゃなくて、そのフライヤーのデザインをする方だ!」って気づいたんです。
もともと高校を卒業する前から、就職してお金を貯めてから進学するつもりでいたので、「デザインの学校に行こう!」って決めたんです。
-デザインのどこが魅力的だったのかな?
デザインは絵を描くだけじゃなくて、「全体を設計して組み立てる」作業なんです。使いやすさやわかりやすさ、どうすれば伝わるかを考えながら進める作業が魅力的でした。
-Web業界で言うところのUIってやつだね。
そうです、そうです!
色の効果を考えたり、心理学的なことを勉強しながらデザインを考えたりするのが楽しいんですよ。
-マーケティングにも関係してきそうだよね。
そうですね。
デザインが売上にも影響しますもんね。
-さっき、最初にポッケに来た時はWebデザインが何かもわかってなかったって言ってたけど、学校ではWebデザインの勉強はしてなかったの?
少しだけやりましたけど、学校では基礎的な理論とか、広告系や紙モノのデザインの実習が多くて、Webについてはあまり勉強していませんでした。
-そうしたら、最初は大変だったんじゃない?
大変でした。
バナー1つ作るのも、先輩の作ったファイルの中身を見てひたすら研究しながら作ってました。
でも、今考えるとまっさらの状態で入ったのが良かったと思ってるんです。「経験も知識もない」って、自分で思いきり自覚していたので、変にプライドとかもなかったから、すごく素直な状態で吸収できたんじゃないかと思うんです。
-今の鈴ちゃんくらいの実力がついていたら、他社で正社員になることも考えられたんじゃないかと思うんだけど、なんでポッケで正社員になろうと思ったのかな?
ポッケでは自分が「やりたい」ということにどんどん挑戦させてもらえるので、さらに挑戦して、今よりもっと活躍したいと思ったことが大きいです。
あと、ポッケはプライベートも仕事も楽しんでいる人が多くて、そんなみんなと、もっとポッケを盛り上げていきたいなって自然に思いました。
-今まで「やりたい」っていって実現したことは何があるの?
デザインの部門に配属されてすぐの頃、上司とのヒアリングで「何がしたい?」って聞かれたので「アプリをやりたい」って伝えたんです。そしたらその後すぐにアプリの担当をさせてもらえて。
一番最初に担当したのは「統計天気」っていうお天気のアプリでした。
デザインだけの担当というよりも、デザイナーもエンジニアもディレクターと一緒に企画から入って、みんなで創り上げたんです。
ちょうどその時、担当のディレクターが新婚旅行に行く予定があって、旅行前に完成できるようにみんなで頑張ったのが印象に残っています。
-やりたいって伝えて、そのあとすぐに担当させてもらえるなんて嬉しいね。
「本当にやらせてもらえるんだ!」って、すごく嬉しかったです。
私、ヒアリングの時間がすごくいいと思っているんです。マネージャーやチームリーダーから自分の評価を直接聞けたり、自分がやりたいと思っていることを直接伝えられたり、今の仕事に満足できているのは、きちんとヒアリングしてもらえているからというのが大きいと思います。
-最後に、今後の目標があったら教えてもらってもいい?
今まではとにかく技術を身につけることに必死な部分があったんです。未経験で入って何も分からないところからのスタートだったので、とにかく周りの人に追いつかなきゃって思って。
今回の社員登用で、自分の中では「やっとスタートに立てた」って思っています。
「ここからだ!」って。
これからは、技術の向上はもちろんなんですけど、しっかりとした土台を作った上で全体を見ることができるようになりたいなって思っています。調整役ができるようになったり、デザインだけじゃなくて売上などのお金のこともしっかり考えて仕事ができるようになりたいです。
以前、マネージャーに「俺を超えろ」って言われたことがあるんですけど、いつかは本当にマネージャーを超えたいなって思っています!
-鈴ちゃん、ありがとうございました!
インタビューしながら、私も初心に戻って「ここからだ!」って思って頑張ろう!と思いました!これからの鈴ちゃんの成長が、とっても楽しみです。