キャンプ場でのカレー大量調理から学んだ仕事に活かせる11のポイント

  • プライベート
  • 2020.2.14最終更新日:2020.5.12
  • かいたひと:よこちん

おひさしぶりです。ポッケの調理担当よこちんです。

先日、弊社代表の廣瀬が主催に名を連ねる、知る人ぞ知るイケてるキャンプコミュニティ「白熊会芋蟲組」の合同キャンプイベント「第6回うっすら会」に参加してきました。

参加といっても普通に一般参加者としてではなく、ケータリング班としてカレーとBBQを現地で調理して提供するという大役を担っての参加となります。

今回のブログでは屋外イベントの進め方や、大量調理のコツ(作ったカレーとBBQのレシピもあるよ!)を失敗体験も交えながら書きたいと思います!

【目次】
  1. はじめに
    1. 白熊会芋蟲組とは?
    2. 出店の経緯
    3. 強力な助っ人
  2. いざ、準備!
    1. イベント詳細を確認
    2. 作戦会議をしよう!
    3. 予算組みをしよう!
    4. 予行練習をしよう!
  3. 前日、準備!
    1. 買い出し
    2. 下ごしらえ
  4. 当日【移動編】
    1. 積み荷の擦り合わせ
    2. 事故渋滞に巻き込まれる
    3. 会場到着、調理開始!
  5. 当日【カレー編】
    1. 1.タマネギを蒸し煮にする
    2. 2.スパイスを入れて炒める
    3. 3.マリネした肉を焼いてから煮込む
    4. 4.隠し味をいれて煮込む
    5. 無念、提供開始時間に間に合わず
    6. 開会式とキッズ運動会
    7. 遂にカレーを提供、その味は!?
  6. 当日【BBQ編】
    1. 材料と調味料が足りない
    2. 大活躍のウェーバーグリル!
    3. BBQスタートです!
    4. 実は想定と違った事も。。。
    5. Barタイムで振舞い酒!
  7. 翌日、キャンプ会場の見学
    1. ショップ巡り
    2. サイト巡り
  8. さいごに
    1. 良かったこと
    2. 悪かったこと
    3. 次にやりたいこと
  9. おまけのレシピ(作りやすい量)
    1. ライムチキンカレー
    2. タンドリー手羽先

はじめに

白熊会芋蟲組とは?

白熊会芋蟲組」とはNordiskというメーカーのレイサというトンネルテント所有者のinstagram上でのグループで、北陸、九州に支部をもつ600名を超えるキャンプコミュニティです!

横断幕にノボリもあって本格的!

メンバーの証、Nordiskレイサ6のテント!

出店の経緯

事の発端は、ポッケ社内で開催していたキックオフ2部(懇親会)で、いつものようにスパイスカレーを振る舞っていた時のこと。

弊社社長の廣瀬さんから「よこちん、カレーとかBBQを作るの得意だよね、今度キャンプのイベントでカレー作って販売してみない?100食くらい」というような話をされました。

弊社では割とこんな感じで、なんか楽しそうなイベントに巻き込まれる事があります。そして面白そうだったので軽い気持ちで承諾しました。

キックオフ2部の様子。ポッケでは半期に一度オフィス内で懇親会を開催しています

ちなみにその時に出してたカレー(ペッパーチキンと中華風牛バラ珈竰)

強力な助っ人

さて、出店すると言ってしまったもののどうしよう。100食とか絶対一人だと手が足りないし、そもそもキャンプ場まで行く車も無ければ、キャンプ道具も持って無いし…

「よし、仲間を募ろう!」という事で、私がプライベートで大変お世話になっているカレーの学校というコミュニティから、強力な助っ人2名にヘルプをお願いする事にしました!

1人目:12期のヒライさん

「野営ゼミ」所属。たとえ日帰りであってもガチなキャンプ道具を設営して、屋外でカレーを作る活動に精を出しているナイスガイ。口癖はニャー

まさに今回の助っ人に打ってつけ過ぎる逸材である。相談したら二つ返事で即承諾してくれた。ヤダ素敵。

2人目:7期のタローさん

カレー作りの腕前もさることながら、日本バーベキュー協会の中級インストラクターの資格まで所有しているイケメン

今回はBBQ調理をメインでお任せし、当日の車まで出して貰いました。お世話になりっ放しです。ペコリ。

仕事に活かせるポイント①good!

仕事でも仲間集めは重要です。自分の手に余る案件(自分では出来ない事、手数が必要な事)は早い段階で協力者を見つけましょう。

実作業を手伝って貰う以外にも、相談ができる相手がいるというのは心強いものです。

いざ、準備!

イベント詳細を確認

キャンプイベントの詳細を聞いてみてビックリ!想像よりもかなり大きなイベントのようでした。

会場: 朝霧ジャンボリーオートキャンプ場
参加者:大人300名、お子さんも含めると500名規模

当初はこのイベントで「一般参加者に対し100食のカレーを販売しよう!」という計画だったのですが、キャンプイベントとはいえ料理を販売するには、保健所に販売許可を取る必要があったり、販売のオペレーションどうするか等々の検討事項が山積みでした。

う~ん、思ってたよりヘビーだなぁ~

と悩んでいたら、廣瀬さんから「キャンプも初参加だし、様子も解らないだろうから、今回はお試しという事でスタッフ30人分の賄いを作る位にしておこうか」という神提案があり、これに乗ることにしました!
※とはいえ30人前です。

作戦会議をしよう!

基本的な計画はLINEグループを作ってそこで行う予定だったのですが、折角なので「キックオフをしましょう!」という事で日程を決めて集まりました。

作戦会議もカレー屋です(笑)

仕事に活かせるポイント②good!

キックオフとは、プロジェクトスタート段階で参加メンバー全員で集まり、目指すべき目標の擦り合わせや、情報の共有、スケジュール等をザックリ話し合ったりする会。

ご飯なんかを食べながら雑談多めでやると、その人の性格なんかも見えてきて今後の話が進めやすくなると思うのでやる事をオススメします!

【この時に出たアイディア】
・出店チーム名を決めてノボリとか作りたいよね
・BBQで塩釜料理とか出しちゃう?作った事ないけど
・がっつりステーキ焼きたいね!
・複数のソースで食べてもらおう!
・持っているキャンプ道具をリスト化しよう
・更なる助っ人メンバーも探そうか
・BBQでは子供も楽しめる要素をいれようか
・会場には余裕をもって4時間前には到着したいね
・カレーは当日現地で作ろう
・タマネギ準備は大変だから分担しよう

実際、当日には出来なかった事も多いけど話が盛り上がるとやる気にも繋がるのが良いですね!ポイントは否定はせずに話を広げること。実現可否は置いといてジャンジャン話しましょう!

予算組みをしよう!

まずそのイベントで発生する諸経費を一覧にした収支表を作ります。

Googleスプレッドシートで作成するとファイルのやり取りが発生せず、直接共同編集できるから楽ですよね。

作るメニューと必要な材料は細かくまとめておくと、次に同じような物を作る時に実費がどの程度掛かっていたか解るので多少手間でもちゃんとやっておくと良いかと思います。

そして完成した予算見積もりをクライアント(廣瀬さん)に確認して貰います。

ケータリング班としては多少高くついても美味しいものを沢山用意したい!という思いが強かったのですが、どうやら予算オーバー。品目や量を減らしたりして要望の金額まで落とし込みをしました。

仕事に活かせるポイント③good!

ここでやってることはいわゆる見積もりですね。提供するものと、どのくらい予算が掛かるかのイメージを可視化します。

クライアントとの認識の齟齬を出来るだけ減らすべく、提供と要望の擦り合わせを行うための見積内容は明確にしておくと調整もしやすいです。

予行練習をしよう!

ヒライさんは、1週間前に同会場に事前のロケハンに行ってくれました!


タローさんは、当日出す予定のカレーの試作をしてくれました!


私もBBQの試作してみたり(ちなみにこのメニューはコストと手間が掛かり過ぎ不採用)

仕事に活かせるポイント④good!

やり慣れていたり自信があるのならぶっつけ本番でも良いですが、時間が取れるのなら事前リハーサルはできるといいですよね。勝手がわかっていると当日も心に余裕を持って挑めます。

今回はヒライさんも、タローさんもお願いしてないのに楽しみながら自発的に行動をされてました。つくづくデキる人達だなー!

前日、準備!

買い出し

この日は材料の買い出しと仕込みがあるので午前中で仕事を切り上げ、オフィスの隣駅である大久保の食材店に向かいました。

遅い時間に買い出しを始めると食材が売り切れで探し回ることになったりするので、可能なら早い時間に行く事をオススメします。

※弊社にはスーパーフレックス制度があるので、こういう時は本当に便利ですね。

という事で鶏肉6kg、羊肉3kg、タマネギ4kg等々を購入。大量調理ともなると用意する食材の量も増えるので購入や運搬も一苦労。一人に集中させず分担したのは大正解でした!

下ごしらえ

今回作るのは「ライムチキンカレー」。

前日に鶏肉のマリネさえしておけば、当日は複雑な調理はなく、私が作るカレーの中でも特に評判が良かったので昼に出すカレーはこれにしようと選んでみました!

ただこの鶏肉のマリネの下ごしらえが凄く大変だったのです

マリネに使うバイマックルー(コブミカンの葉)は葉脈を1枚ずつ外していきます。当初は30枚×4袋で約120枚の予定でしたが、今回買った1袋には倍量の60枚前後が入っており約240枚の葉をちぎるハメになりました。

※買ったお店ではハーブ類はグラム売りなのか、季節によって葉の大きさが違うと1袋に入る枚数が変わる模様。これに気付けなかった。

ライムの皮をすりおろすのも量が増えると地味に大変ですね(試作時の12倍という量をナメてました。)

カットされたハーブ類。ちなみにこれで1/3位の量

その後の石臼ですり潰す作業がまたシンドイ

石臼の面積の問題で一度に大量に潰そうとすると上手くいかないので3回に分けて実施します。

かなり力を必要とする作業なので、…2回……3回と繰り返すうちにペースが落ちていく…

そんなこんなで鶏肉のマリネが完成。この量を×3作りました。よくやった自分!

この他にもタマネギの皮を剝いて4つ割りに切ったり、カレーとは別にBBQ用の肉をマリネしたり……。

想定では下ごしらえ3時間くらいの予定だったところが、実際は5時間近く掛かってしまい睡眠時間が削られてしまいました。

仕事に活かせるポイント⑤bad!

作業量を見積もるときは単純に等倍計算だと上手くいかない事があります。

今回は一部作業(バイマックルーの下処理)の見積もりミス、連続作業による集中力の低下と疲労の蓄積の想定が甘かったです。

これがIT仕事だったら作業自動化のスクリプトを組んで、繰り返し作業は自動実行で放置とか出来るのですが料理って大変ですね。。

当日【移動編】

朝イチ、予定時間通り5:00にタローさんに迎えに来て貰い、いざ出発です!

積み荷の擦り合わせ

ここでまた失敗。事前に持っていくキャンプ道具の擦り合わせが不十分だったためヒライさんとタローさんの道具が一部でバッティングするという事態が発生。

車のスペースにも限界があるので一部の道具は置いて出発することになりました。

もうここで先に書いちゃいますが、この時に置いていった道具の中に後々の窮地を救えるものが何個もあったのにと嘆く事になってしまうのです(用意してくれていたヒライさんゴメンナサイ!)

仕事に活かせるポイント⑥bad!

道具(作業)の重複は準備に掛かる時間やコストに無駄を生みます

今回は既にあるキャンプ道具の重複だったのでコストダメージは無かったけれど、当日の積み荷選定に時間を掛ける事になってしまいました。

また時間の限られた当日に道具の「有る無い判断」をするのはとても危険です。

前述した通り有ると思っていた筈のものが、いざ必要となった直前になって実は無かったという事になるとそれが致命傷になり兼ねません。

重複する可能性のあるものは「誰がいつ用意する(した)」を管理表等を作ってチェックするようにしましょう。

事故渋滞に巻き込まれる

少し出遅れたものの高速にはほぼ予定時間通りに乗ることができました。後は現地に向かうだけ!

…と思っていたところ、まさかの事故渋滞×2に遭遇してしまい、現地の到着時間が2時間半遅れるという自体になってしまいました。

これは非常にマズい展開です

余裕を持って4時間かけて作る予定だったカレーを1時間半で作る事になりました。えっ…これ無理じゃね!?

仕事に活かせるポイント⑦bad!

遠方に移動するときは必要以上に余裕をもちましょう。個人の予定なら最悪どうとでもなるけど、大勢の人のスケジュールに影響が出るときは特に注意して!

渋滞は想定してかなり早めに出たのに2発も事故渋滞に遭遇するとは…週末の車移動は(3連休は特に)事故や渋滞のリスクが跳ね上がるので気を付けてくださいね。

そして渋滞の車中では削られた時間を取り戻すべく緊急作戦会議が開かれます。求められるアドリブ力(りょく)!

【この時に出た挽回策】
・到着が遅れることを連絡し、提供開始時間を延ばせるか相談しよう
・到着したら設営はそこそこに直ぐ調理を開始しよう
・会場入りする前に予定していた買い出しは後に回そう(←フラグ)
・タマネギはスパイスの後に炒めるのではなく、最初から蒸し煮にしよう
・鶏肉は煮込む時間がないから、別のフライパンで焼いてから入れよう

そんな限られた時間の中で心底助かったのが、ヒライさんが事前のロケハンで会場の「朝霧ジャンボリーオートキャンプ場」の場内を把握していたこと。

初見であれば迷うような道もスムーズに案内してくれてなんとか指定サイトに到着できました!リハーサルって超大事!!

会場到着、調理開始!

キャンプ会場に到着。廣瀬さんやスタッフの皆さんへの挨拶も程々に、時間がないので調理道具だけ先に設営して早速調理を開始しました。

この写真はカレーが出来上がる直前くらいかな?到着直後は写真撮る余裕が全然ありませんでした。。

当日【カレー編】

さて、バタバタのなかカレー作りが始まりますよー。詳細は後述しますが大まかには下記のような調理手順となります。

1.タマネギを蒸し煮にする
2.スパイスを入れて炒める
3.マリネした肉を焼いてから煮込む
4.隠し味をいれて煮込む
※この手順は時短をするために改良しているので、最後に書いてるレシピと異なります。

1.タマネギを蒸し煮にする

この工程ではタマネギの水分をしっかり飛ばすことが重要です

【屋外調理の注意点!】

早速調理を開始してはみたけれど、タマネギの水分が全然飛ばないの。どうやらカセットコンロの火が風に煽られて火力が安定していない模様

【大量調理の注意点!】

またタマネギ自体の量も多いため鍋の底面に触れて強く火が入るタマネギが少なくなるので、少量調理よりも水分が飛ぶのに時間が掛かってしまいます

この問題を解決するためにカセットコンロは高火力を売りにしたハイパワーのヤツを持ってきたのですが、最大火力にするとガスの使用量も増えてカセットボンベが30分くらいでどんどん空になっていきます。

……そして気付くのです。
カセットボンベのストックが残り僅かである事に。。

「カセットボンベは沢山あるから大丈夫!」と言ってヒライさんが用意してくれたカセットボンベを荷物になるからといって置いてきた事が悔やまれます。

まぁ悔やんだところで仕方ないので、ハイパワーのカセットコンロは諦めて火力が幾段か落ちるガソリン式のツーバーナーでタマネギの水分を飛ばしていきます。

2.スパイスを入れて炒める

別鍋でスパイスを油で炒めてから、タマネギの鍋に投入します

当初は水分を充分に飛ばしたタマネギの鍋にスパイスを入れて炒める予定だったのですが、タマネギの水分が全然飛ばないし、時間も限られているので調理工程を替えました。

仕事に活かせるスパイス使いのポイント①good!

スパイスは「加熱をすることで香りを引き出す」事がポイントとなりますが、スパイスは油溶性のものが多いため、水で煮込むよりも油で炒めた方がより強く香りを引き出せます。

今回のようにスパイスを入れる対象の水分が充分に飛ばせていない時は、別鍋でテンパリングしてから投入するというテクニックを覚えておくとどこかで役立つかもしれません。

3.マリネした肉を焼いてから煮込む

マリネした肉も別鍋で火を入れてから、タマネギの鍋に投入します

ここでも調理工程を変更しています。当初は煮込むだけの予定でしたが火力が弱く時間も足りないため、確実に鶏肉に火を通すため別鍋で加熱する事にしました。

前日の仕込みの時には良かれと思って肉を大きめにしたのが裏目に出てしまい、火入れに時間が掛かる事、掛かる事。時間が限られた調理の時は肉のカットサイズにも気を使った方が良いですね。

4.隠し味をいれて煮込む

カレー作りを見学されていたスタッフさんに飛び入りで手伝って貰いました!

最後に出来上がったカレーに隠し味のライムを絞って煮込めば完成となります。

ライブクッキングする時は見学者に簡単な調理を手伝って貰うのもいいですね。和気あいあいした雰囲気は楽しいし、きっと食べる方もより美味しく感じてくれる筈!

写真の参加者さんも「このカレーは俺が仕上げた!」といって写真を撮って貰ったり、搾り終えたライムをレモンサワーに入れたりとご満悦な様子でした。

無念、提供開始時間に間に合わず

先にカレーの調理部分を最後まで書いてしまいましたが、問題であった提供開始時間に間に合ったかというと……間に合いませんでした。

今回のキャンプイベントでは13時に開会式、その後直ぐにキッズ運動会が始まるので、その前の12時頃にカレーを出して欲しいと言われていましたが、前述の事故渋滞もあり12時半提供にズラして貰っていました。

実は最初の「1.タマネギを蒸し煮にする」工程で火力不足問題が出た時に(…ヤバい、このままだと12時半には間に合わないかも)という懸念が頭をよぎったのですが、まだ挽回できると思って特に時間延長等の相談はせずに突っ走りました。

しかし「3.マリネした肉を焼いてから煮込む」の工程まで来て12時半提供開始では鶏肉の加熱が不十分になってしまう可能性が高くなってきたので、さすがにマズいと思い事情を話してキッズ運動会が終わった後に食べて貰う事にして頂きました。

仕事に活かせるポイント⑧超bad‼

悪い知らせこそ早めに報告、相談するべきです。

今回はカレーの提供開始が間に合わないと報告をしたのが15分くらい前とかなり直前となってしまいました。

※ふり返ってみると、この「早めの相談が出来ていなかった事が、一番の失敗だった」と思うので最後に改めてまとめさせて頂きます。

開会式とキッズ運動会

さて、そんな不甲斐ないカレー調理の話は置いといて、キャンプイベントの開会式です!

左の方が「白熊会芋蟲組」の大元締め。通称「組長」です!

数100名を超える参加者を前にして堂々とした開会宣言。流石としか言いようがありません。自分だったら緊張から、しどろもどろになるだろうな……。

「白熊会芋蟲組」の開催テーマにある「参加者同士、大人も子供も一緒に楽しめるキャンプを目指します」というのは、なんだか廣瀬さんっぽいな~って思いました。

続いてキッズ運動会!パンじゃなくて、うまい棒食い競争!

キッズだけじゃなくて大人も参加で大盛り上がり!

遂にカレーを提供、その味は!?

キッズ運動会も大盛況で終わり、ようやく手の空いたスタッフさんにカレーを振る舞います。

今回のご飯は運営スタッフの方にお願いしていたのですが、なんとカセットボンベで11合を炊けるという凄い炊飯器を使って炊かれてました(これ欲しい!)

写真奥のが噂の炊飯器です

ここでハッと気付いたのですが、カセットボンベがあるのなら変に自分達だけで解決しようとせずに運営スタッフに相談をすれば良かったのでは……。

まぁ、過ぎた話なので気を取り直して遂に苦労の末に作り上げたカレーのお披露目です!

ライムチキンカレー!今回は約50人前(12リットルくらい)作りました!

実際に食べて貰った感想ですが「お店のカレーみたい」とか「子供にはちょっと辛いと思うけど本格的で美味しー!」とか「お代わりをください!」と軒並み好評でした!

そして用意したカレーの2/3がアッという間になくなり、スタッフさん達も満足げに持ち場に帰られて配膳も落ち着いたので、ケータリング班の皆で自分達の分を食べてみました。

ひとくちパクリ

「うん、美味しい!塩加減もバッチリだし、ハーブの爽やかさ、出てるー!」

ふたくち、みくちパクパクリ

「辛みはちょっと強いかなー。これは確かにお子さんには厳しい辛さかもねー」

パクパクパクパク……パクパク………パク

「……あれっ?充分に美味しいんだけど、何か足りない気がする。。」

と、ここでパームシュガー(ヤシの蜜で作られた砂糖)の入れ忘れに気付くのです。

ちゃんと完成時にも味見はしていたのですが、今回は時間が無くて大分テンパっていたし、味見のチェックでは塩加減に注意が向くので、隠し味(パームシュガー)の入れ忘れにまでは気付けませんでした。

また助っ人してくれた二人も私が作るライムチキンカレーを食べて貰うのは初だったため、こういう味のカレーなのだろうと疑う事も無かったのだと思います。

(だって、隠し味を入れなくても充分に美味しいのだから)

で、忘れてたパームシュガーを入れたバージョンを作ってみたところ

(……あっ、こっちの方が美味しいわ)

と、そんな事をしていたら、たまたま廣瀬さんが戻って来たので、隠し味の入れ忘れを白状して入ったバージョンを食べて貰ったところ

「こっちの方が全然美味いじゃん、入れ忘れとか駄目だなー」

という、当然のご指摘を貰うハメになりました。ただ全体的には高評価を頂けていたようなのでホッと一安心できました!

仕事に活かせるポイント⑨bad

作業漏れには注意しましょう。

大きな作業は見落とし辛いし、それが欠けると致命的な問題となるため早期に発見されます(そして緊急で対応を迫られます)

逆に細かな作業は欠けていても気付かれ辛いものです。またWチェックもすり抜けやすいと思います。

今回のケースであれば、レシピを考えて、材料と調味料を用意していた私が忘れるとは、助っ人の二人は夢にも思わなかったのでしょう。

「この人に任せておけば安心とか、この作業は流石に忘れないだろう」という先入観も危険なので、念押しする気持ちで確認を徹底しましょう。

当日【BBQ編】

続いて夜のBBQに向けての準備開始です。BBQの提供はカレーと違って時間に余裕がある想定だったので、その殆どを現地で行う予定でした。

またカレー作りも私一人がメインで作り、手の空いた二人には買い出しや、肉の仕込み等をして貰う筈でしたが……前段のバタバタを見てわかる通り、そんな余裕はありませんでした。。

材料と調味料が足りない

先ずは日本バーベキュー協会の神レシピ「牧場チキン」を仕込もう!と思い材料をみてみると、重要な材料の一つであるヨーグルトが無いことに気付きます。(買い出しで当日購入予定だったやつ)

ヨーグルトは他にも「タンドリー手羽先」のマリネにも使う予定だったりと、欠かしてはイケない重要アイテムだったりしますが、それが無い。。

しかも既にカレー調理を終えたタイミングで、全員お酒も飲んでしまっていたため車で買い出しに行くこともできません。

という事で上記の2品はレシピに沿った調理ではなく、その場にある調味料だけで即興で味付けをしないといけない状況に追い込まれました。

求められるアドリブ力(りょく)!
……本日、何回目だ。。

また悪いことは重なるもので、今回のBBQ料理はレシピが固まっていたので不要な調味料は殆ど持ってきていなかったりします。

調味料は全部用意してるから、味醂だけで大丈夫!」と言ってヒライさんが用意してくれた調味料セットを荷物になるからといって置いてきた事が悔やまれます。

その味醂も料理酒と間違えてたし、この時の自分を殴り倒したくなりますね(笑)

大活躍のウェーバーグリル!

その後なんとか有り物の調味料で味を整えることができたので、この後はBBQの醍醐味である焼きに入ります!

その道具として今回タローさんが持ち込んだウェーバー社のBBQグリルが本当に凄かった。先ずはその有用性を解説します。

これがウェーバーグリル!私も欲しい!

【完全密閉でカバーが出来る】

酸素を遮断する事で炎が鎮火できます。BBQ料理は遠赤外線で食材に熱を入れるのが理想なので、肉汁などの脂が炭に落ちて炎が上がった時に焦らず蓋をすることで、直ぐ安全に鎮火できるメリットは計り知れないです。

また燻製を行う時にもカバーがあれば燻煙を逃さずに循環させる事ができるので、食材への煙の付き方が良くなります。(この場合は完全密閉ではなく、カバー上部の空気穴を調整して少し空気を入れてあげると良いです)

【焼き網を回転出来る】

BBQでは火力を調整するための「炭火の配置」がとても重要です。

網が回転できるという事は、食材を移動せずに網を回すだけで高温ゾーンと低温ゾーンの行き来が自由にできてしまいます。これは言葉では伝わり辛いので実際に体験してみて欲しい部分ですね!

その他にも、カバーや網を地面に置かなくてすむようにフックが付いていたり、食材を焼いている状態でも少しの移動ができるようにタイヤが付いていたりと、細かな部分まで良く考えらて作られています。

BBQインストラクターとしては是非とも手に入れて頂きたい一品ですね!

仕事に活かせるポイント⑩good!

とても優れたユーザビリティに触れた気がしました。

このBBQグリルを使った時に「安全性と効率性の両立」を感じました。また細かな部分の気配りもされていて使っていて非常に気持ちが良かったです。

こういった「ちょっとした不満」をそのままにせずに少しでも多くの改善をして行くことが、より良い商品(コンテンツ)に繋がっていくのかな。そんな事を考えさせられました。

BBQスタートです!

下準備では色々とてんやわんやしたものの、いざ焼き始めてからはなかなか良い感じに進行できたと思います。以下、渾身のBBQ料理の一部をご覧ください!

牛肉とウィンナーでスタート!

火入れ具合が最高!と大好評だった鶏肉!

今回のメイン、バックリブ!

鯖も燻製にしちゃいます!

燻製ツマミセット!

実は想定と違った事も。。。

ちょっと不満があるとすれば、今回は出来上がったBBQ料理を本部のテントに持っていき、そこでスタッフさんに食べて貰うという流れでの提供方法でした。

BBQは調理中の工程も楽しんで欲しいと常々思っているので「焼きあがる直前の匂い」とか「塊肉を切った瞬間」とかを目の前で見て貰って一緒に盛り上がりたかったです。

「どうですかこの断面?」、「うぉーー!旨そぉーーー!」的なヤツをしたかった。。

そんななか途中で様子を見にきてくれた廣瀬さんの奥さんをはじめとしたママさん達が、「テントの中だと直ぐに無くなっちゃう。出来立てをツマめるこの場所は最高だね」と気遣ってくれたのが素敵でした!まじ女神!

またお子さん達もいると聞いていたので「串刺しウィンナーを持って記念写真!」みたいなお楽しみ要素も用意していたのですが、発揮できる機会がなかったのはちょっと残念。

仕方がないからケータリング班で写真とりました(笑)

Barタイムで振舞い酒!

BBQ料理の提供も終わりに近づいた頃にBarタイムに突入しました。うっすら会のイベントでは毎回参加者に日本酒他を振る舞っているようです。

豪華なラインナップ!これが無料で振る舞われます!

私たちケータリング班もこの頃には一仕事終わっていたので、お酒を片手に運営スタッフさん達とも落ち着いて話ができるようになりました。

組長からは「当日の運営は受付や、子供の世話などバタバタで料理の準備が出来ずに前回は大変な思いをしたので、美味しい料理を出して貰えて本当に助かったよ、ありがとう!」という旨の感謝の言葉を頂きました。

廣瀬さんからは「カレーは美味しかったけど、最初のはコクが足りなかったよね。レシピ通りに作らないと駄目じゃん。後で砂糖が入った方は美味しかったよ」となかなか手厳しいご意見を頂きました。

いや、本音を言ってくれるのは有難いのですが(もうちょっとこう、オブラートに………スイマセンでした。精進します。)

他にも賄いを食べて貰ったスタッフさんから「カレーも、BBQもとても美味しかったよ!」とお褒めの言葉を沢山頂けて、作ってよかったな~と達成感に浸れる瞬間でした!

翌日、キャンプ会場の見学

キャンプイベント自体は3日間の開催ですが、私たちは別に予定があったので2日目に帰ることにしていました。

前日は料理準備に追われてキャンプイベント自体を楽しめなかったので、帰る前に色々と見学に回ることにしました!

富士山がこんなに近くに!

ショップ巡り

私たちはケータリング班という扱いだったため一般参加者へカレー屋やBBQの提供などは行わなかったのですが、会場ではキャンプグッズの販売や、タコ焼き屋台など色々なショップがありました!


タコ焼き屋台は流石プロ、完成度高し!

素敵なソネングラスは販売だけでなく、ワークショップも開催していたようです!

デザインだけでなく、実用性にも優れたキャンプグッズの数々!

大物だけでなく、素敵な小物も沢山ありました!

また各ショップのご厚意で豪華キャンプグッズが当たる大抽選会もありました。当選発表の時間には私たちは会場を後にしてしまいましたが、とっても盛り上がったようです!

大物から小物まで様々、気になるアイテムに抽選券を投票します。

私は左の迷彩バッグを狙ったのですが、残念ハズレ。。

サイト巡り

個人的にもキャンプ経験が全くない訳ではないのですが、うっすら会の参加者のサイトのレイアウトはレベルが違いました。


何、このオシャレ空間。
インスタ映えするキャンプとは、こういう事を言うのか。。

こんなハイレベルなキャンパーを相手にカレーを売ろうとしていたのか…。今回は様子見でスタッフの賄いのみという事で本当に良かったです。

その後は運営スタッフの皆さまに挨拶をして、我々は1日早い帰宅と相成りました。

※途中で白糸の滝にも寄ったけど、只のプライベート観光な感じだったので掲載は割愛します。とても良いところだったので近くに来た際には是非行ってみてください!

さいごに

色々なドタバタもあったけど、非常に勉強になる、また楽しいイベントに出店側の立ち位置で参加できたのは有意義で良い経験になりました!

後日ケータリング班でふりかえり(という名の打ち上げ)も行いましたがそこで出た話や、ブログを書くにあたって思い出したことを総評としてまとめます。

良かったこと

初参加だったけど、なんとか形になって良かった

これは事前準備を入念にしていたお陰かな。あと天候にも恵まれて良かったです(雨天だと更に難易度があがっていた筈)

作った料理はどれも美味しかった

これは失敗したなぁという品は1つもでなかった。ここでも事前の試作が活かされていたと思います。

悪かったこと

会場入りの大遅刻、提供時間に間に合わず

こればっかりは運も絡んでくるので仕方がない部分ではあったと思いますが、この後の動き方次第ではもっと上手く立ち回れたような気がしています。

例えば今回は鍋二つで50人前を一気に作ろうとしてしまったが、片方の鍋のみをターゲットにして仕上げにかかれば鶏肉の加熱時間も間にあって、先に半分出せたんじゃないかとか。

ただテンパっている状態だと、そういった機転の利いた発想はなかなか出てこないですよね。この辺は経験値がものをいうのだと思います。

もっと運営スタッフに相談すればよかった

今になって思い返してみると、ガスボンベや調味料の不足だったり、買い出しのお願い等をスタッフさんに相談をしていたら解決できた問題も多かったんじゃないかなと。

ただ今回は廣瀬さんファミリー以外はほぼ初対面な方々ばかりで、スタッフさんもそれぞれの準備に忙しそうだったため、ついつい遠慮をしてしまいました。

その結果カレーの提供が遅れたり、想定していたレシピと違うBBQ料理を出したりする事に繋がり、ご迷惑をかけてしまったので遠慮せずに相談をしていくべきだったと思います。

次にやりたいこと

現地調理に拘り過ぎない

自宅のキッチンと違って屋外での調理は色々と不便です(材料や調味料が無い、調理器具が無い等)

個人や身内だけで開催するキャンプであれば多少の失敗は目を瞑れますが、それが他人様に提供するものとなると話は変わってきます。

事前に準備が出来るものは可能な限り前もってやっておいた方が、当日に現地でバタバタする事もなく心に余裕が持てて精神的にも良いと思います!

参加者と一緒に楽しみたい

今回は遅刻が影響して調理中は全く余裕が無かったので、あまりスタッフさんや参加者と話をする時間が取れませんでした。

屋外でのイベントでは、提供側もお客さんも一緒になってワイワイ調理をしたり食べたりした方が楽しめると思うので、次回はそんな要素を強めに出したいです!

仕事に活かせるポイント⑪good!

ここで行っていることは、ふりかえりです。

仕事でも同様ですが、リリースした時点で直ぐに終了とするのではなく、良かった点や悪った点などをふりかえってみると色々な気付きがあります。

その気付いたことや、今後やってみたい事などを書き出してみると、次に似たような事をやる際にきっとより良いものできますよ!

※ふりかえりに興味を持った方は「KPT」、「YWT」とかでググってみよう!

なんか気付いたら物凄い長文になってしまいましたが、最後まで読んで頂きありがとうございました。

次回また参加させて貰えるなら、もっとクオリティの高いものを提供したいです!

最後に3人でピース!
(折角だし富士山をバックに取れば良かったな。。それも次回のお楽しみ!)

おまけのレシピ(作りやすい量)

ライムチキンカレー


4人前 完成は800~1000ml

【材料】
鶏モモ肉 500g
タマネギ 400g
サラダ油 大さじ4
水 300ml
パームシュガー 小さじ3(超重要です!
ライム 小1/2個(2.5g)
バイマックルー 10枚(2g)

[A]
ニンニク 10g
ショウガ 10g
青唐辛子 小2本(2g)
レモングラス 15g
バイマックルー 10枚(2g)
↑全部、石臼ですり潰す(ミキサーで代用可)
ライム汁 小1個(5g)
↑絞る、皮すりおろす
ヨーグルト 200ml
塩 小さじ1

[B]
クミン 小さじ2
コリアンダー 小さじ2
フェンネル 小さじ1
↑全部、ミル等で半ずり
カルダモン 5粒
シナモン 2片

[C]
コリアンダー 小さじ2
レッドチリ 小さじ1
カルダモン 小さじ1
マスタード 小さじ1
ターメリック 小さじ1/2

【作り方】
1.鶏モモ肉を食べやすい大きさ(気持ち大きめ)に切り、[A]を加えて冷蔵庫で最低3時間(最長2日)マリネする
2.鍋に油を熱し、[B]を加えて香りが出るまで加熱する
3.4つ割りにしたタマネギと分量外の水を加えて、イタチ色になるまで炒め煮にする
4.[C]を加えて香りが出るまで加熱する
5.[A]を加えて軽く炒める
6.水、パームシュガー、ライム汁を加え、蓋をして30分弱火で煮込む
7.皿に盛った後に千切りにしたバイマックルーを1つまみを散らして完成!

タンドリー手羽先

【材料】
手羽先 12本
醤油 大さじ3
塩 小さじ1
胡椒 小さじ1
ターメリック 小さじ1
レッドチリ 小さじ1
カレーパウダー 小さじ2
オリーブオイル 大さじ1

【作り方】
1. 2時間前くらいに手羽先と調味料を全部を混ぜておく
2. 炭の真上にならないようにして、カバーをして焼く
※. お好みでスモークチップで燻しても美味しく召し上がれます。

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